
2025年5月1日より、タイへの入国ルールが変更され、すべての外国籍者(日本人を含む)は、入国前に「タイ・デジタル・アライバル・カード(TDAC)」のオンライン登録が義務付けられました。
✅ 新しい入国ルールの概要
- 開始日:2025年5月1日以降
- 対象者:タイ国籍以外のすべての渡航者(観光・ビジネス・長期滞在など)
- 対象の入国手段:空路・陸路・海路すべて
- 例外:タイで入国審査を受けないトランジット(乗り継ぎ)や、ボーダーパス(国境通過証)を利用する場合
📝 TDACの登録方法
- 登録期間:タイ到着の72時間前から登録可能
- 登録サイト:https://tdac.immigration.go.th/arrival-card/
- 必要情報:
- パスポート情報
- 個人情報(氏名、生年月日、職業、居住地、電話番号など)
- 渡航情報(到着日、出発国、便名、渡航目的など)
- タイでの宿泊先情報
- 健康に関する申告情報(過去14日間の渡航歴など)
登録完了後、QRコード付きの確認メールが送信されます。このQRコードは、タイ入国時の入国審査で提示が求められる場合があります。
⚠️ 注意点
- 登録は無料です。
- 偽の登録サイトが出回っているため、必ず公式サイト(https://tdac.immigration.go.th/arrival-card/)から登録してください。
- 家族やグループでの旅行の場合でも、各人が個別にTDACを登録する必要があります。ただし、グループ登録機能を利用すれば、一度の手続きで複数人分をまとめて申請できます。
- 登録を忘れた場合、タイの空港内に設置されたヘルプカウンターでサポートを受けることが可能ですが、手続きに時間がかかる可能性があります。スムーズな入国のためにも、事前に登録を済ませておくことをおすすめします。
日本人向けの補足情報
- ビザ:観光目的での滞在は、最長60日間までビザ不要です。
- パスポートの有効期限:タイ入国時にパスポートの残存期間が6ヶ月以上あることが推奨されていますが、航空会社や入国審査官によっては、出国日までの有効期限があれば問題ないとされる場合もあります。ただし、トラブルを避けるためにも、有効期限に余裕を持っておくことをおすすめします。
タイへの渡航を予定されている方は、上記の情報を参考に、入国手続きをスムーズに進めてください。安全で快適な旅をお祈りしています。